長野県で唯一「旅館専門家」として認定を受ける旅館コンサルタントの岡田です。
このところ、たくさんのご相談案件をいただいておるのですが、お時間をもらっており申し訳ありません。
これまでインターネットの集客アップをメインとしておりましたが、最近では旅館経営そのものを「運営委託」としてやってもらえないか?また、「経営顧問」として会社の立て直しを図ってもらえないか?などのご相談が多く、事業再生に向けて売上・仕入れ・財務・労務などの見直しを一から行なっております。
ご存知のとおり、事業再生には時間を要します。今月・来月ですぐに経営革新をすることはできません。ただ、「経営戦略」を立てることは可能です。売上やコスト管理などの事業計画です。
飲食店経営と異なり、宿泊業は「予約商売」です。お店を開けてお客さんを待つスタイルに比べ、段取りで経営ができるメリットがあります。当然、1日の売上額が事前に把握できるので、必要なコストも事前に合わせることが可能です。それを一ヶ月で言えば、売上見込みやコストに対してどちらにも目標を立てることができますよね。また、資金繰り計画も同様に推測が立てやすくなります。
大抵、倒産してしまう宿の傾向としては、この「事前把握」を怠っている場合がほとんどです。今月になってキャッシュフローが追いつかないと分かっても、すでに遅し。当月で足りない分の売上を上げようと考えたところでどうにもなりません。だから、事前の把握と計画が重要なのです。会計事務所から先月の試算表をもらって分析したところで、今月の利益は上がりません。
この「事業計画」をまずは立ててみましょう。そうすれば、どのタイミングでキャッシュフローが厳しくなるのか、それまでに何をすれば良いのか?が見えてくるはずです。その中で、急ぎを要する状態がわかった場合は、お問い合わせページよりご連絡ください。当社としても、すぐに着手することはお時間を頂いておりますが、この部分が事前に把握できれば「経営戦略」も立てやすく、アドバイスでのご支援もすることが可能です。
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